2016/09/25 19:50

Tae.K では、「one & only」 のコンセプトで、ここでしか買えない七宝・彫金の1点物アクセサリーを作っています。

デザインから制作まで、すべてが手作り。

「この作品が巡り会う、たったひとりのお客様はいったいどんな方だろう」そんなことを想像しながら、今日も制作しています。

 

七宝の材料は、銅板です。まずは、きれいに洗います。

左側が洗う前、右側が洗った後です。銅板の輝きが違いますね。

 

銅板の裏側に、裏用の黒い釉薬(ゆうやく)を、筆とホセ(竹べら)を使い、のせていきます。

釉薬(ゆうやく):七宝に使う絵の具のこと。原料は、鉱物や顔料で、焼成前は細かい砂のようです。

 

銅板の表側に、釉薬をのせていきます。七宝の色の数は、とても豊富。

Tae.Kでは、その様々な色を使い分け、2つと同じものがない1点物のアクセサリーを作っています。

 

美しいグラデーションカラーを作るために、1つの作品につき5~6種類の釉薬を使います。

焼く前と焼いた後の色が大きく違う、そんな釉薬もあるので、出来上がりを想像して色をのせます。

 

いよいよ焼成。真っ赤になった電気炉の中の温度は、約820℃。

この中に銅板を入れます。約1分ほどで釉薬が溶け、銅板に焼き付きます。

 

焼成直後はまだ熱く真っ赤で、本来の色ではありません。

徐々に冷えていくと、その釉薬本来の色が現れます。

 

七宝独特の輝くような色になりました。

今回の作品は、ゴールド→サーモンピンク→マゼンタ→レッドヴァイオレットです。

 

パールをつけて、完成!同じカラーの組み合わせでは、作りません。Tae.Kでしか手に入らない1点物です。

 

いかがでしたでしょうか?こんな風に制作しています。

七宝はずっと色も変わりませんので、長くお使いいただけます。

 

アンティークパールネックレスは材料自体も入手不能のため、材料がなくなりしだい制作を終了いたします。

30個限りの限定販売です。

 

あなたにぴったりの、あなたのためだけのカラーが見つかりますように…